北京京師法律事務所およびENインターナショナルコンサルティンググループ、G&W集団を訪問し

2025-05-14

2025年5月13日から14日にかけて、北京京師法律事務所（以下「京師法律事務所」）とENインターナショナルコンサルティンググループ（以下「ENインターナショナル」）の幹部代表団が、G&W集団本社を訪問し、2日間にわたるビジネス視察および交流活動を行いました。本交流は、日中間の協力体制のさらなる深化を目的とし、企業のグローバル展開、高度人材の国際的流動、ビジネストラベルおよび留学生活支援といった複数の重点分野に焦点を当て、今後の多層的な連携の可能性を模索する機会となりました。

正式な意見交換の場では、G&W集団より、現在重点的に構築が進められている「ライフ＆スタートアップ越境フリーポート型複合エリア」の全体構想および進行中の各種プロジェクトの概要が紹介されました。同園区は、スタートアップ支援プラットフォーム、国際人材サービス、文化交流スペース、生活支援インフラ、日中間のビジネストラベル支援など多機能を統合した形で設計されており、日本における起業家や企業に対してライフサイクル全体をカバーする支援を提供し、日中両国間の革新的なビジネスエコシステムの構築を目指しています。

中国を代表する総合法律事務所としての京師法律事務所は、海外法人設立、クロスボーダーコンプライアンス、知的財産保護、紛争解決などの中核テーマについて、豊富な実務経験と成功事例を共有しました。ENインターナショナルからは、人材戦略コンサルティング、国際教育ルートの設計、日本進出支援の具体的提案などが紹介され、現在の中国企業にとっての対日展開の機会と課題を多角的に分析しました。

今回の訪問を通じて、三者は法律サービス、コンサルティング、国際人材支援、産業融合といった幅広い分野における協力の基盤について深い共通認識を形成しました。今後は、リソースの共有、プラットフォームの共同構築、プロジェクトの連携推進といった多様な手段を通じて、将来を見据えた越境型サービスモデルの創出を目指すとともに、日中間の経済・人的交流の新たな原動力となることが期待されます。

今後は、市場性と代表性を兼ね備えた複数の重点協力プロジェクトに関して、具体的な検討と推進を進めていく予定です。日中産業パークの共同開発、高度外国人材の受け入れメカニズム構築、ビジネストラベルと教育の融合モデルの展開など、実務レベルでの連携を一層強化し、持続可能かつ安定的な協力体制の確立を図ってまいります。